「暦は晩秋、人心は早春」
一度寒くなってから生暖かい日が続いたためか、例年ならば早春にするアドバイスを、晩秋の今、患者さんや友人にさせて頂いています。
皆さんのお悩み事やストレスが、どうも例年の今頃とは違うらしいのです。結果、それを聞いた鍼灸師も、気付けば、早春にする説明ばかりしています。
例えば共通項を思い起こせば…
・ご本人や周りの人々、出会う人や会社に至るまで、シャレにならないケアレスミスが連発!本来、知っていること、できることなのに!!
・そして、成熟した大人ならば、ぐっとこらえて理性的に叱ったり、教え論したり、自分自身も反省し…
又、未熟な人ならば、身勝手に八つ当たりや怒りをまき散らし…
・そのくせ、その後もなかなか気分は晴れず、そのミスはもちろんのこと、叱ったり怒ったりしたこともクドクド思い出し、モヤモヤしてしまう。人に語ってしまうことも。
・なぜか、できもしないことをできると思い込み、前のめりや失敗に。あるいはうまくいかないとか、遅れたりしてへこんだり、イラだつ。できるかできないかの見極め、の精度が落ちる。
・自分はちゃんとしていて、テキパキしている、又はしなくては、と思い込み…
自分だってノロいのに、他人だけがドン臭い、ノロい、野暮だと決めつけて、責めたり、あおったり、にらんだり、一人で正義面してイラついている。
・そういう状態の人達が、互いにぶつかりあっている。いつもはそれなりに丁寧でちゃんとしていて、素敵な人達なのに!! 善人なのに!! …等々でした。
次回以降で、なぜそうなるのか、何をこころがければいいのか、をお伝えします。
・・・次号に続く
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