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yawarakado

東洋医学ハイライフ⑦ 雑学・知恵編③

ハイライフの続きです。

晩秋のための記事だったのに、もう冬になってしまいましたが、ぜひ①からお読みくださいね!また、最近、寒い日と暖かい日の差によって、早春に似た状態になっている人も多いので、その点もおすすめです。


実際、私もいつもならありえないミスで、小さいながら指に切り傷を作ってしまいました。問題無くできるつもりだったのに、パワー不足や注意力散漫でした。

また、勝手なふるまいをする人を見て義憤にかられたばかりなのに、ハッと気づくと、自分だってそっくりのことをしていたこともありました。


繰り返しになりますが、冬の腎臓のこもっていたい、自分を守りたい、損したくない気持ちと、

春の肝臓の、動きたい、頑張りたい、自分なりの理性や正義感によって動きたい、という気持ちとのせめぎあいや混線により、この時期は言動がちぐはぐになりがちということを覚えておいてください。


鍼灸院で施術内容を決めるための問診では、この件について、こうお聞きします。

「頑張るべき時に、やる気が足りず、

 リラックスや休むべき時に、焦ったり、ソワソワして、休みきれない時はありますか?」


あてはまる人は大喜びで「なぜ分かるんですか!!」と言ってくれます。

YESであれば、肝と腎を強化させつつ、調和させるツボや手法を使います。

では、そんなあなたや皆さんに、おすすめの考え方や行動は、どういったものなのでしょうか?


まず、「信頼できる相手とのこぜりあいなら『負けるが勝ち』の精神で」です。この場合、たいていは、どのみちたいしたネタではなく、自分にも相手にも、本人なりの正義や理論があるので、ムダに長引きがちです。仲良くするための貴重な時間を大切にしたほうが人生の質においておトクです。


それに、先に折れて詫びたり、相手の理由をちゃんと聞くモードになったとたん、面白いように相手の肝臓の理性のうち善良な部分が引き出されます。

(あ、いけない いけない、この人の言い分をきちんと理解する努力を怠ってしまったわ。こんなのは理性に欠けた振る舞いだわ!!)

と瞬時に反省モードになって、

「こちらこそごめんね!!そういう事だったんだよね、分かるよ!」と言ってくれたり、あるいは、言葉にせずともそういう行動に出てくれて、結局平和になることが多いです。


もちろんこれは一言詫びたとたん、鬼の首でも取ったかのようにひどく責めてきたり、全責任をかぶせてくるようなシャレにならない相手や状況だったらやめてください。

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